長期環境プロジェクト
―ガラパゴスの森再生―



ガラパゴス自然保護基金


国立公園およびチャールズ・ダーウィン研究所、日本のNGO「ピースボート」などとの共同プロジェクトとしてスタートさせ、2007年から現地で原生林復活のために植林を始めています。
 

  現在までの経緯

2005年08月 現地視察
2006年12月 現地視察
2007年05月 スカレシアの植林開始
2007年08月 原生種5種の植林終了
2007年08月 原生種5種の植林終了
2007年09月 原生種5種の植林終了
2007年11月 原生種5種の植林終了
2008年07月 原生種5種の植林終了
2008年11月 原生種1種の植林終了
NEW!! 2008年11月 原生種5種の植林終了

NEW!! 苗の成長記録はこちら 苗の成長記録


 NEW!!
 
■2008,11,30  −今回は3か所で植林しました−

 ●日本人ボランティア、現地高校生および校長先生・職員の方々が3か所で植林。

  <ビラビスタ、チャールズ・ダーウィン研究所植林地>

植林前のブリーフィング 丁寧に手作業で植林をする日本人ボランティア



ダーウィン研究所の植物班が、サボテンのキャラクターを作り、Tシャツを販売して募金を募っています

今回は、初めて現地の高校生や校長先生、先生方も一緒に植林しました


 <ランチョ・プリミシアス ゾウガメ生息地>



植林風景

現地の高校生と日本人ボランティア



  <ロス・ヘメロス付近の植林地>
今回の植林で初めて、国立公園、植物班のスタッフが参加し、サンタ・クルス島で一番高地に位置する「ロス・ヘメロス」付近に植林しました。
ピット・クレーターの前で、日本人ボランティアと現地の高校生らに説明をする国立公園植物班スタッフ(左:中央のつなぎを着ている3名)

ピットクレーターから原生林の中を200mくらい歩いて、国立公園スタッフが外来種を駆除した場所に植林しました



3か所で一緒に作業したので、交流が深まりました

奥に見える緑は数少ない原生林の森。今回植林した苗が、いつか後ろの原生林とつながることを願い、植林を終えました


 ■2008,11,02/11,05  −今回は2回植林しました−
 ●日本人女性1名がランチョ・プリミシアス、ゾウガメ生息地で植林。

ランチョ・プリミシアス、ゾウガメ生息地に原生植物のスカレシアを植林する寺澤さん。
奥には以前植えた苗が大きく成長しています


現地スタッフと一緒に植林

2007年5月1日に初めて植林した苗は、見上げるほど大きくなっています

寺澤さんからの報告はこちら ⇒ 寺澤さんからの報告はこちら

 ■2008,07,22   −今回は2つのグループが植林しました−

 ●日本人ボランティア(NGOピースボート)約90名が、2箇所で植林。
  <ビラビスタ、チャールズ・ダーウィン研究所植林地>
2007年5月に植林した苗 2007年5月に植林した苗
2007年5月に植林した苗がさらに大きくなりました!!
 

 <ランチョ・プリミシアス ゾウガメ生息地>
ランチョ・プリミシアス 植林前 植林風景
植林前 植林風景


 ●日本人高校生(茨城県清真学園高等学校の生徒)22名が、1箇所で植林。
植林前のブリーフィング風景 苗を植えている高校生
植林前のブリーフィング風景 苗を植えている高校生

植林風景。中央の写真は引率された十文字先生
高校生集合写真

<十文字先生より届いた写真>
ブリーフィング風景 集合写真
 ■2007,11,27

 日本人ボランティア(NGOピースボート)約100名が、2箇所で植林。
  <ビラビスタ、チャールズ・ダーウィン研究所植林地>
第1回目に植林した苗が半年でこんなに大きくなりました。

2種の原生植物100株を植林

UNA DE GATO
Zauthoxylum fagara

SCALESIA
Scalesia pedunculata


UNA DE GATO

 <ランチョ・プリミシアス ゾウガメ生息地> 
 
 

 5種の原生植物100株を植林

UNA DE GATO
Zauthoxylum fagara
 
PEGA PEGA
Pisonia floribunda
 
SCALESIA
Scalesia pedunculata
GUAYABILLO
Psidium galapageium
  
CHIOCOCA
Chiococca alba
 
 


 ■2007,9,5

 藤原グループ5名が、ランチョ・プリミシアス(RANCHO PRIMICIAS)ゾウガメ生息地にて。
植林風景 植えられた原生種の苗
植林中に、ゾウガメもやってきました 


 5種の原生植物20株を植林

UNA DE GATO
Zauthoxylum fagara
 
PEGA PEGA
Pisonia floribunda
 
SCALESIA
Scalesia pedunculata
MATAZANO
Psidium carthagenensis
CHIOCOCA
Chiococca alba
 
 


 ■2007,8,29

 藤原グループ6名が、ビラビスタ、チャールズ・ダーウィン研究所植林地にて。

今回植えられた5種の原生植物の苗
植林風景

第1回目に植林された小さな苗が、順調に生長を続けています。

第1回目に植林した苗と一緒に。藤原とチャールズ・ダーウィン研究所レイチェル・アトキンソン博士(右)

5種の原生植物20株を植林


PEGA PEGA
Pisonia floribunda

MATAZANO
Psidium carthagenensis

SCALESIA
Scalesia pedunculata

UN
A DE GATO
Zauthoxylum fagara

CHIOCOCA
Chiococca alba





 ■2007,8,22

 日本ガラパゴスの会(JAGA)グループ15名が、ビラビスタ、チャールズ・ダーウィン研究所植林地にて。


 5種の原生植物20株を植林

UNA DE GATO
Zauthoxylum fagara
 
PEGA PEGA
Pisonia floribunda
 
SCALESIA
Scalesia pedunculata
MATAZANO
Psidium carthagenensis
CHIOCOCA
Chiococca alba
 
 


 2007,5,1

 日本人ボランティア約90名が、ビラビスタ、チャールズ・ダーウィン研究所植林地にて。
スカレシアの苗200株を植林

SCALESIA
Scalesia  pedunculata
ビラビスタ、チャールズ・ダーウィン研究所植林地
固有種「スカレシア」の苗をスタッフから受け取り、1本1本丁寧に植えていきます。


植えられたスカレシアの苗
プロジェクトスタッフ
90人のボランティア日本人(NGOピースボート)が赤道直下で汗だくになってがんばりました。


現在、ガラパゴスにおいて、外来植物が持ち込まれることにより、原生植物が絶滅の危機に陥っています。


 外来種の中でも、最も脅威となっている植物に「キニーネ(シンチョナ、アカキナノキ)や木苺(ブラックベリー)」などがあり、それらを森林から除去する外来種撲滅運動と原生種の植林運動の支援活動を行います。
 キニーネが原生種であるミコニア(下半分)の森に入り込み、絶滅に追いやろうとしている。


これらは、ガラパゴス国立公園およびチャールズ・ダーウィン研究所、日本のNGO「ピースボート」などとの共同プロジェクトとしてスタートしました。

 
◇スカレシア
 ヒマワリなどと同じキク科植物で、大木に生長する。
 ガラパゴスで進化をとげた原生固有種。
プロジェクトスタッフ、サンタ・クルス島にて



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