|
|
カナダ、チャーチル |
|
|
ホッキョクグマ
Polar Bear (英名)
Ursus maritimus (学名)
陸上の肉食獣の中で、最も大きい種である。主に海上を生活の場とし、アザラシ類を捕食する。細長い首は、海中から呼吸をするのに役立つ。
毛皮が良質で、肉は貴重な栄源になることから、狩猟の対象であった。
繁殖について詳しいことは分かっていないが、1月頃に2頭の子を産む。
体長: 2〜2.5m
体重:オス 600〜700kg
メス 300kg |
新生児は600gと小さい |
|
|
|
|
|
|
|
タイリクオオカミ
Gray Wolf (英名)
Canis lupus (学名)
十分な獲物を得るため、20頭前後の群れで広範囲を歩き回る。視覚、聴覚、嗅覚に優れ、シカやトナカイ、ウサギを追い詰めるハンターである。
冬場に、数頭の子を産む。子どもの世話は、親だけでなく群れ内で行なわれる。
32亜種が記録されているが、多くは絶滅した。
体長: 1〜1.5m
体重: 12〜80kg |
|
|
|
|
ジャコウウシ
Musk Ox (英名)
Ovibos moschatus (学名)
極寒地に対応し、あらゆる植物を食べる。
体毛はむく毛で長く、淡い色である。顔はオスでは暗色、メスと子どもは鼻だけが暗色である。
体長: 1.7〜2.2m |
|
|
|
|
|
|
|
ホッキョクギツネ
Arctic Fox (英名)
Alopex lagopus (学名)
きゃしゃな胴体と四肢が特徴的であり、冬場は真っ白い体毛に覆われる。
生活圏が極寒のため、手に入る動物性たんぱく質ならほとんど食べる。アザラシ、無脊椎動物、魚類、海鳥などである。
体長: 45〜68cm
体重: 3〜4kg |
|
|
|
|
タテゴトアザラシ
Harp Seal (英名)
Phoca groenlandica (学名)
タテゴトアザラシの新生児(パップ)は、ホワイトコートと呼ばれる純白の毛皮をまとい、その愛くるしい姿から人気がある。成体は銀色で顔面は暗色である。
2〜3月に流氷上で出産し、2週間ほどの授乳期間に、出生時の体重が6〜10kgを1日およそ2.5kg増やしていく。
18世紀以降、毛皮を求め商業捕獲の対象とされてきた。現在は厳重な管理下にあり、数を増やしている。
体長: 160cm
体重: 130kg |
|
生後2週間ほどで、ホワイトコートは抜け落ちる |
|
|
|
|
|
|
本サイトに掲載されている画像、文章等、
全ての内容の無断転載、引用を禁止します。
ご使用等のお問い合わせ : info@natures-planet.com |